【猫への疑問】どうして猫は〇〇なの?

  • 2015年10月7日
  • 2019年7月17日
  • コラム

どうして猫は匂わないの?

猫は手間がかからずとても飼いやすいペットです。理由の一つに、こまめにシャンプーをする必要がないことがあげられます。

猫は基本的に何年もシャンプーしなくてもにおいません。それは何故でしょうか。

猫は待ち伏せで狩りをする

猫や犬はペット化される以前は狩りをして獲物を取って生きていました。

犬はチームワークを利用し獲物を追い詰めて狩りをするスタイルなのに対し、猫は自分だけで待ち伏せをして獲物を襲い狩りをするスタイルです。

狩りをする猫

獲物となる小動物は警戒心が強く、嗅覚に優れ、異変を察知したら瞬く間に逃げ出します。逃げ出した後追いかけても狩りは成功しません。

待ち伏せて狩りをするなら、自分の身体のにおいを極力無くさなくてはならないのです。

その習性が残っているため、いまでも猫は身体ににおいがつくのを嫌がります。

可愛いと撫でたら、さっさとにおいを消すために身体を舐められショックを受けたなんて人は多いのではないでしょうか。

起きている内の3割は毛づくろいをしている

毛づくろい

猫に舐められたら、すごく痛くて驚いたという経験はありませんか?

猫の舌にはトゲトゲした突起がびっしりはえています。この突起には体を舐めるとブラシのように被毛をとかし、抜け毛やゴミを取り除く効果があります。

人間にとって痛いのは残念ですが、猫にとってはなくてはならない部位なのです。

驚いたことに、猫は起きている間の3割は毛づくろいに時間を使っているそうです。

毛づくろいには被毛をとかし身体のにおいを消すだけでなく、体温調整、皮膚炎予防、血流促進、ストレスの緩和などの効果があります。

猫はいいにおいと感じている人が多い

猫はにおわないといいましたが、これは不快なにおいがしないという意味です。

じつは、かすかに甘いにおいや太陽に乾した布団のにおいがすると、虜になる飼い主は多いです。

これは、猫が日光浴が好きであることが原因です。

紫外線で身体を殺菌し、被毛をふかふかにすることで独特の安心できるにおいになるようです。

におう場合は病気の可能性も

猫

このように、猫は常に身体を清潔に保つ習性があります。

もしも急に猫がにおいだしたら、病気の可能性があるんで注意してください。

いつまでも続くようだったり、元気がないようでしたら、早めに獣医の診察を受けましょう。

また、高齢猫の場合は自分で身体の手入れができないことがあります。そういった場合は、飼い主が猫用のシャンプーシートや濡れたタオルなどで身体を拭いてあげるといいでしょう。

長毛種の場合は、お尻まわりを汚してしまい、うまくグルーミングができない子もいるようです。

その場合も飼い主が手伝ってあげるか、思い切ってお尻まわりの毛を短くカットしてあげることでにおいを無くし、清潔に保つことができます。

どうして猫は狭いところに入りたがるの?

完全室内飼いのはずなのに、猫の姿が見当たらない!そんな経験をしたことがある人も多いはず。慌てて探し回ったら、思わぬ隙間や狭い場所にすっぽりはまっていた、なんてオチもよく耳にします。

猫はどうしてこんなに狭い場所が好きなのでしょうか。

1.祖先から受け継いだ習性

猫

猫の祖先は砂漠で生活していました。草原や森と違い、砂漠では身を隠してくれるものがあまりありません。そのまま外にいれば、格好の標的となってしまいます。

よって猫の祖先は外敵から身を隠すため、穴や岩の間など狭い場所に入り込んでいました。

その習性がいまも残っているので、狭い場所に入り込むと安心するのです。

2.獲物が潜んでいいると思っている

うさぎ

ネズミやウサギなど小動物は巣穴を作り、その中で生活をしています。それらを取って食べていた猫は、いまだに狭い穴を見ると獲物がいるかもと期待してしまうようです。

筒状のダンボールや紙袋などに勢いよく飛び込んでいく猫は、獲物を捕らえるつもりでそんな行動をしていることがあります。

猫じゃらしやおもちゃを、そういった穴や隙間から出して誘うと、猫は喜んで食いついてきますよ。

3.自分だけのスペースが欲しいから

自分だけの場所でゆっくりしたいという気持ちは猫にもあるようです。元々猫は自分の縄張りの中で単独で生活する生き物。

人が大好きでべったりな猫でも、ときには自分だけの時間が欲しいようです。

狭い場所でまったりしている猫を見かけたら、あまりかまわないほうがいいでしょう。

隠れ家を用意してあげよう

子猫

オランダの大学が2014年に保護されていた猫を使いある実験を行いました。

結果、狭く隠れられるスペースを与えたほうが、猫のストレスが軽減し、早く環境に慣れることができるということがわかったのです。

自分だけの安全な場所があると、心を落ち着け情報を整理することができるため、適応が早くなるようです。

どうせ飼うならいつも猫を見られるようにしたいなと思うかもしれませんが、それでは猫の心は休まりません。

心の疲れは、やがて身体へも影響します。よって、猫を飼うなら、各部屋に隠れられる場所を作ってあげるといいでしょう。

お金をかけなくとも、出入り口を作ったダンボール箱を置いたり、狭い隙間にタオルを敷くだけでも十分です。猫にはそれぞれ好みがあるので、いくつか試し、気に入る隠れ家を作ってあげましょう。

けれど、この狭い場所を好む習性は、ときに事故を起こす原因となることがあります。

テレビ台や家具の裏側に入り込みコードをかじって感電事故を起こしたり、気づかずにタンスや押入れに閉じ込めてしまい熱中症になる事例が報告されています。

よって、猫が入り込みそうな危険な場所はあらかじめ入れないように塞いでしまったほうがいいでしょう。

タンスや押入れなどは使ったらきっちり最後まで締めることを習慣づけてください。

どうして三毛猫のオスは珍重されるの?

珍しい品種や人気の品種の猫は、購入するとなかなかいいお値段です。それでも普通は10~30万円くらいが相場とされています。

しかし、ときには2000万円もの高値で取引されている猫がいるって知っていましたか。

桁違いに高いこの猫は、三毛猫のオスです。

本来は生まれないはずのオス猫

三毛猫

三毛猫のオスが高値で取引されている理由は、とても貴重だからです。

三毛猫のほとんどはメスとなります。

というのも、遺伝子的には三毛猫のオスは存在しないはずの生き物なのです。猫の性別や柄は、染色体によって決定されます。

メスの染色体は「XX」型。オスの染色体は「XY」型です。

黒や茶色の毛並みになる遺伝子は、X染色体にしかありません。三毛猫になるためには黒、茶、白の3色がそろわなくてはいけません。

よーく見てみてください。オス猫が持っているX染色体は一つだけです。

そのため、オス猫は多くても2種類の色しか持つことができず、本来白黒、白茶、白、黒、茶にしかなることはないのです。

どうして三毛猫のオスが存在するのか

三毛猫

このように、三毛猫のオスは元々は生まれるはずのない存在です。しかし、それでも極たまに生まれることがあります。

三毛猫のオスは染色体異常で生まれ、「XXY」型か、「XX/XY」型の染色体を持っているのです。そうそう染色体異常など起こるものではありません。

ゆえに三毛猫のオスが生まれる確立は1/30000ほどだといわれています。

しかし、染色体異常で生まれてきてしまったせいで、ほとんどの場合三毛猫のオスには繁殖能力がありません。また、どちらかというと短命であるようです。

サビ柄のオスも珍しい

サビ柄

先程も書きましたが、オス猫はX染色体を一個しか持っていないために、黒と茶の色を同時に持つことができません。それゆえ、じつは黒茶の毛色であるサビ柄のオス猫も、同様にとても貴重です。

三毛猫のオスばかり注目されるのは、江戸時代からオスの三毛猫はその希少性から福猫として珍重されてきたせいかもしれませんね。

船に乗せると災難から守ってくれ遭難しないとされ、オスの三毛猫は船乗りたちから崇められていました。

メスで珍しいのは茶トラ

茶トラ

オスは三毛猫が珍しいけれど、メス猫にはそういうのはないの?と思うかもしれません。

じつは、三毛猫のオスほどではありませんが、茶トラのメスも確率的になかなか生まれません。

というもの、やはり遺伝子の関係で、メスが茶トラになるためには、父猫からも母猫からも茶色になる遺伝子をもらわなければならないからです。

メスの茶トラが生まれてくる確立は1/8(12.5%)となります。

どうして猫は飼い主に獲物を見せるの?

室内のみで暮らしている猫でも、小さな縫いぐるみなどを「獲物取ったよー!!」と言わんばかりに咥えてきて見せてくれることはありませんか?

獲物の取り方を教えてくれているらしい

「前世は犬だったの?」そう感じるほどに咥えたものをもってきて見せにくる猫がいます。

狩りをする猫

猫にとっては、「狩りをしてなんぼのもん!」という闘争本能のようなものがあります。しかし人間である飼い主は、決して闘争本能は持ち合わせていませんよね。

飼い主さんが狩りをしている姿を見てみたい―――。

そんな猫の気持ちを知ってか知らずか、飼い主は食料はお金を払って調達してきます。猫にとっては、少し物足りないのでしょう。とった獲物を見せにくるのは、こういった気持ちの表れが行動に出ているといわれています。

「獲物はこんな風にして取るんだよ。飼い主さんもやってみて!」

人間にとっては、取って来い遊びだと思っていても違うのですね。

猫としては、あくまでも生きるための手段として教えてくれているのです。

疑問の猫
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