動物を飼っていると悩まされるのが掃除。全身毛で覆われている猫は、抜け毛の量がとても多いんです。とくに換毛期ともなると、毎日掃除をしてもすぐに抜け毛が溜まります。
猫を飼うのなら、こまめな掃除が必要です。
まずはブラッシングを徹底する
床に落ちる前に、まずはブラッシングで抜け毛を取ってしまいましょう。身体の異常を察知したり、血行をよくする作用もあるので、毎日行ってください。
換毛期になったら、シャンプーをして抜け毛をごっそり落としてしまうという方法もおすすめです。
家具の配置に気を配る
猫毛はふわふわと飛んでどこにでも入り込みます。そのため、家具はなるべく隙間を作らないように配置しましょう。
掃除機をかけやすいよう配慮することもポイントです。
スプレーを活用する
猫の毛はとても軽く、少し風が吹いただけでふわふわと空気中に舞ってしまいます。
そのため、なるべく舞わないように、上から下へを基本に掃除します。
床がフローリングの場合は、水などスプレーして、あらかじめ毛が舞わないようにするとキレイに掃除ができますよ。
濡らした床はクイックルワイーパーや雑巾などで抜け毛ごとふき取りましょう。
カーペットやラグの掃除法
毛足が長いカーペットやラグは、毛が奥まで入り込んでしまって、掃除機でもなかなかうまく吸い取ることができません。
そういうときは、ゴム手袋やタワシを使い、一定方法にこすってください。すると、驚くほど抜け毛が取れます。ラバーブラシでも同様の効果を得られますよ。
トイレ周辺の掃除
トイレ周辺は、どうしても猫砂が飛び散りやすく、汚れやすいです。小さな箒やちりとりを用意しておくなどして、毎日こまめに掃除をしましょう。
飛ばしやすい子の場合は、重くて散らばしにくい鉱物系の猫砂に変えるなどするのもおすすめです。
空気清浄機を使う
空気清浄機は脱臭だけでなく、ペットの抜け毛にも効果があると知っていましたか。空気中に浮遊している猫毛を吸い取って除去してくれるのです。
購入するときは、ペットの毛に対応している型を選ぶようにしましょう。また、フィルターはこまめに掃除してください。
猫毛がつきにくい素材のものを選ぶ
ソファー、カーテン、クッション、人の服などは、なるべく猫毛のつきにくい素材のものを選ぶと、掃除が楽になります。
フリースやウールなど目の細かいものは一度毛が入り込むとなかなか取れません。逆にサテンのようにツルツルした素材は猫毛がつかないので、そういったものを選ぶようにしましょう。
いかがでしたか。このように、猫を飼うなら掃除にも気を配る必要があります。ホコリや猫毛が溜まると、そこがダニの温床となる場合もあるので、掃除はこまめに行ってください。