自分がほとんど病院に行かないから、猫も怪我や病気のとき以外は動物病院にもいかなくていいよね、なんて考えていませんか。
信用できるホームドクターを
獣医の腕には差があります。また、基本的に獣医はたくさんの種類の動物を取り扱うので、猫が得意な人も、不得意な人もいるのです。
緊急時にいきなり駆け込んでは、どのような獣医が担当してくれているのかわかりません。ぜひ健康なうちに、信頼できる獣医を見つけておきましょう。
また、何度か通うことで、猫を病院に慣れさせるというもの重要です。
年一回の健康診断とワクチンを
病気は早期発見がカギとなります。
猫はもともと不調を隠しやすい動物であり、目で見てはっきりわかるほど不調が現れた場合は、すでに症状が悪化していることが多いのです。
そこで少しでも早く異常を発見し、治療するためにも、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
また、室内飼いでも完全に感染症を防ぐことはできません。危険なウイルスなどから猫を守るためにも、ワクチン接種は欠かさず行うようにしてください。
獣医と相談の上、最低でもコアワクチンと呼ばれている3種混合ワクチンを受けるといいでしょう。
ワクチンも健康診断も、年一回が基本となります。
動物病院のポイント
1.家から通える距離にあるか
慢性疾患などにかかった場合、定期的に動物病院へ通う必要があります。無理せず通える距離にあるところを選びましょう。
2.清潔か
病気や怪我に不潔は大敵です。きちんと清潔が保たれていないと、動物病院で病気をもらってきてしまうこともあります。
診察室はもちろんのこと、待合室やトイレまで掃除が行き届いているのか確認しましょう。
3.説明はわかりやすいか
素人にもわかりやすく説明できる獣医を選んでください。
こちらから質問をしても、すぐに的確な答えが返ってくるかもポイントになります。
4.料金は適切か
診察や手術の値段は、病院によってまちまちです。値段の安さにばかり目が行くもの危険ですが、高ければいいというものでもありません。
おおまかな相場は、ネット検索すると知ることができます。領収書や明細書などに、何にどれだけかかったのか明確に記述されているかも見てください。
5.混雑具合
メディアに取り上げられた病院などは、なかなか予約が取れなかったり、何時間も待たなくてはならないことがあります。
どんなに腕がよくても、緊急時にすぐに診察を受けられないのでは意味がありません。
また、待ち時間が長いと、それだけ猫にストレスがかかります。
いかがでしたか。なかなか一度にここと決めるのは難しいと思います。健康診断やワクチンのついでに、いろいろな病院に行き、信用できるホームドクターを見つけましょう。