ペルシャの特徴は?
ペルシャの原産国は様々な説がありますが有力なのがイランで誕生したと言われております。
その豪華な被毛、起伏の少ない鼻、神秘的な瞳から猫の王様と呼ばれ古くから親まれて来ました。
長毛種なのでセルフグルーミングでは追いつかず、飼い主がブラッシングやシャンプーなどで毎日お手入れをしてあげる必要があります。
また、顔の構造上目ヤニや涙で汚れることが多いので湿らせたティッシュなどで拭いてあげると良いでしょう。
ペルシャの性格は非常に温厚でさっぱりとした傾向があります。
激しく走り回ったり大きな声で鳴いたりしないゆったりとした立ち振る舞いはまさに猫の王様と呼ばれているだけのことはあります。
窓際で優雅に外を眺めたりとじっとしている事が多いようです。
過剰に甘えたりわがままを言うこともないのでしつけはしやすいですが、マイペースなので飼い主から一方的に構われるとストレスになることもあるので、ペルシャが甘えてきたら構ってあげるというスタンスでいると良好な関係が築けるでしょう。
ペルシャが注意したい病気
ペルシャにはいくつか注意したい病気があります。
まず一つ目は多発性嚢胞腎です。先天的にこの病気にかかりやすいタイプで、症状が進行すると腎臓の働きが低下します。
根本的な治療法がないので腎不全への対症療法に頼るしかありません。
二つ目は肥大型心筋症です。
この病気は心臓の壁が肥大化し血液の循環を妨げてしまうもので重篤な場合は命に関わる病気です。
しかし定期的な健康診断などで予防することは可能です。
他には結膜炎や流涙症、目ヤニによるただれなど、ペルシャの特徴的な顔の構造ならではの病気にも注意してあげましょう。
全ての病気は早期発見、早期治療がカギとなってきます。
日頃から猫の様子をよく観察しいつもと違うなと感じたらすぐに病院へ連れて行きましょう。
ペルシャに適したフードとは?
ペルシャは基本的にあまり激しい動きはせず、まったりしていることが多いので運動不足になりがちです。
ペルシャの活動量に合わせず好きなだけ食事を与えていると肥満になってしまう可能性があります。
その猫の体型や活動量に合わせてカロリーをコントロールしてあげましょう。
特に去勢、避妊手術後は太りやすくなりがちですのできちんと管理してあげましょう。
ペルシャは温厚でマイペースなのでペットとして飼いやすいでしょう。
毎日のブラッシングやケア、食事の管理をきちんとし、元気に長生きできる環境を整えてあげましょう。